今は昔、多彩な味で美味しく飲めるプロテイン
たんぱく質を原料として作られているプロテインですが、味が付いていないものを飲むのは、お世辞にも美味しいとは言えず、おすすめできるものではありません。
昔はほとんどものがプレーン味で、甘さも美味しさも一切ありませんでした。それを嫌々飲んでいたのですが、筋トレに気合が入っている間はプロテインも気合で飲むことができました。
しかし、できれば飲みたくない代物のプロテインを無理やり飲むのは、筋トレ以上に苦行とも言うべき大きな、大きなハードルだったのです。
ところが、いまはどうでしょう?
イチゴ味、バナナ味、ココア味、カフェオレ味、ヨーグルト味など多彩なフレーバーをそろえたプロテインが展開され、昔のプロテインを知っている人からすると、まさにプロテイン天国状態なのです。
もう、苦行をしなくていいのだと本気で喜び、筋トレもより気合が入ったものです。
プロテインが大改良された時代に筋トレライフを送ることができるのは、まさに幸せ以外の何物でもありません。
プロテインで多い味は?
各社から発売されているプロテインで多いのは、ココアやチョコレートをはじめ、プレーンに変わって台頭したバニラ味など、やや甘さを強調したものが多くなっています。
これはプロテインを摂取するときに牛乳に混ぜて飲むことを想定しているためで、誰が飲んでも美味しく感じるようになっています。
ココアやバニラを溶かすとまろやかな味になり、プロテインとは分からないくらい美味しく飲むことができます。
ダイエット用のプロテインでは、置き換えダイエットを続けられるように、いろいろなフレー
バーがセットになっていて、ココア、コーヒー、いちご、バナナ、ベリー系、マンゴーなど多彩です。
女性に合うようにフルーツ系は必ずと言ってもいいくらい、いくつか加えられています。
また、たんぱく質の補給とともに低栄養を招かないように糖質やビタミン群も一緒に摂取できるよう製法にも工夫が施されています。
人気の味は?
男女の性別や年代を問わずに最も人気があるのは、断トツでココア味です。
プロテインを摂取するときに用いられることの多い牛乳に良く合うことから、ココア味はザバス、ウイダー、Kentai、ビーレジェンド、バルクスポーツ、明治など多くの主要なメーカーでは定番として展開されています。絶対に外せないベースとなるフレーバーだと言えます。
水で溶かしても美味しく飲むことができるものも多く、牛乳で溶かすのが主流だったときに比べて相対的に費用対効果が高くなっているのも人気の理由です。
水で溶かしても美味しい、おすすめプロテインはザバスの「ホエイプロテイン100」です。当サイトでも不動のNo.1を続けています。
水で溶かすと甘みを抑えたココアで、プロテインとは分からないくらいです。もちろん、牛乳で溶かすと、ほとんどココアです。
おそらくココア味は日本特有の味覚が生んだフレーバーで、海外ではあまり見られません。子供のころから、ココア、ミロなどに慣れ久しんできた環境に起因しているのではないでしょうか。
一方、海外で多いのは、チョコレート風味です。チョコレートはどの国でもスイーツの定番。誰が飲んでも美味しさを感じることからベースとなる味の一つとして多くのメーカーが展開しています。
チョコレートを凌駕するほど、ココア味を愛する日本。
プロテインを飲みやすくするために開発を進めたメーカーの努力の結晶がココア味を生みました。私たちの筋トレライフを有意義なものにし、効果アップに大きく貢献していることは、紛れもない事実になっています。
プレーン味だけだった頃は、本当に摂り続けるのが困難でした。鍛え上げられた肉体は摂り続けたものだけが得られる勲章のようなものだったのです。
プロテインマニアの私としては、各メーカーに感謝してもしきれないくらいです。
女性でプロテインを摂る機会で多いのがダイエットです。その中でもダイエットに特化したプロテインが特に人気で、飽きがこないようにいろいろな味を楽しむことができます。
上記でもお話ししたように、ココア、コーヒー、いちご、バナナなど、いろいろなフレーバーがセットになっているのですが、欠点は合わない味もあることです。
基本は、万人受けするように作られています。ただ、食べ物でも多くの人が美味しいと感じるものでも、人によっては苦手意識があるのと同じように、中には苦手なフレーバーがあるもの否定できないのです。
そんな時におすすめなのが、定番ではありますが「DHCプロティンダイエット」です。
セット商品と同時に、各フレーバーを小分けにして販売されています。そのため、最初はセットになっているものを飲んで、その中で苦手な味がある場合は、小分けにしたものの中から自分が好きな味を選んで組み合わせることができます。
置き換えダイエットは、続けることで脂肪を減らし、でも筋肉は保つ。それにより健康的に減量するダイエット法なのですが、三日坊主では成功がほぼ約束されたような方法でも効果が出ることはありません。
そのため、もし苦手な味がある場合は、続けられるように好みの味を組み合わせて摂ることがおすすめされるのです。
プロテインを美味しく飲む方法
美味しく飲む方法で、一般的なのが牛乳で飲む方法です。
牛乳自体が美味しいこともあり、ほとんどのプロテインでは牛乳に混ぜることでとても飲みやすくなります。
と言うより、プロテインと言わずに飲んでもらっても、プロテインとは分からないくらい普通にドリンクとして飲めます。美味しさだけで言ったら、牛乳がNO1であると言えます。
ただ、牛乳には脂肪も多く含まれています。
まずはバルクアップして、そこから脂肪を落として筋肉を引き立たせるような方法を取る場合は、バルクアップの時期にあえて積極的に牛乳に混ぜて摂ることもあります。もちろん、牛乳にはたんぱく質も含まれているので筋肉づくりの栄養を充足させることにもつながります。
ただし、ダイエット目的など、出来る限り脂肪を付けたくない人にとっては、牛乳で混ぜたプロテインを摂り過ぎると目的をする効果を感じにくくなる場合もあり、意外と切実な悩みの種でもあるのです。
低脂肪乳であれば幾分脂肪の摂取を減らすことができますが、消費しなければ蓄積を招くことは当然の帰結でもあります。
100%ジュースやスポーツドリンクで溶かすケースもありますが、好みが分かれるところです。私は美味しいとは思えませんでした。
この場合は糖質を過剰に摂ってしまう可能性があるので、ダイエット中の人は注意が必要です。
ただし、筋トレ後の糖質摂取はエネルギーの回復と筋肉の合成を助けるため、プロテインに100%ジュースやスポーツドリンクに混ぜて飲むのは効果を引き出すのに有効です。糖質を固形物から摂るのは面倒だと感じている人は、有益な方法であると思います。
では、余分な脂肪や糖質を摂らずに飲むにはどうすればいいのか?
拍子抜けするかもしれませんが、最も効果的な方法は“水”です。脂肪ゼロなので、カロリー過多になる心配はまったくありません。
正直なところ、美味しく飲む方法としては、牛乳に劣ります。
ただ、脂肪を摂らずに美味しく飲める方法としては、“水”が最強です。
なぜなら、いまでは水で溶かしても美味しく飲めるように改良が重ねられているからです。
今まで牛乳で飲んでいた人は、騙されたと思って一度水に溶かして飲んでみて下さい。最初は薄い感じがするかもしれませんが、逆にごくごく飲めて、次第に飲みやすくなると思います。
筋肉づくりを目指している人は、ザバスの「ホエイプロテイン100」が美味しく飲めますが、薄いのが苦手ならば、チャンピオンの「ピュアホエイスタック プロテイン」がおすすめです。
その中でも、チョコレート味が特に人気で、水で溶かしてもかなり甘めです。甘いのが苦手な人にはおすすめできませんが、苦手でなければ、ぜひ試してみて下さい。水で溶かしても味が濃く、チョコレートドリンクように抵抗なく飲めると思います。
まずは試してみよう
このように、プロテインにはいろいろな味があり、飲み方も脂肪分を極力取りたくない場合はオーソドックスに“水”、脂肪分を特に気にしなければ牛乳で飲むのが、
おすすめであることが分かりました。
飲み方に関しては、基本を守るのが失敗しない飲み方であり、美味しく飲める方法です。
肉体改造やダイエットの効果を引き出すためには、適切な栄養摂取が欠かせません。その筆頭にあるのが、筋肉のもとになるたんぱく質です。つまり、プロテインです。
まずは自分に合いそうな味を試してみて下さい。これまでプロテインを摂っていなかった人は、きっと良い効果を実感できることと思います。